人間の永遠の友 犬のお話

 ずいぶん古いお話ですが、名犬、ラッシーとか、名犬リンチンチイなどと言うテレビドラマがありました。
 勿論、当時のテレビは白黒です。

 ラッシーは大きな雌のコリー犬で飼い主の危急を救うために大活躍する物語でした。

 もっと昔、雄犬のコリーを主人公とした名犬ラッドという小説がありますから、これは、そのパクリかもしれません。

 名犬リンチンチンはアメリカの騎兵隊の軍用犬で、面倒を見ている少年の命令を受けると騎兵隊がインデアンとの戦闘で危機に瀕しているときに部隊を助けるという物語でした。

 小説にはジャック・ロンドンの白い牙(ホワイトハング)や戸川幸夫の直木賞作高安犬物語があります。シートン動物記にも犬は登場します。犬と人間のつながりは切っても切れない関係のようです。

 犬にはいろいろな種類があるように、その性格も様々です。

 愛嬌があって可愛い愛玩犬、何時噛みつくかわからない怖い番犬、それから、箸にも棒にもかからぬ馬鹿で阿呆な犬、臆病でいつもおろおろしている犬もいるのです。