二本の足で歩くことの不思議

  象・虎・ライオン・牛・馬・羊・駱駝等多くの動物は、母親の胎内を出て数分か数時間で立ち上がり歩き始め、母乳を求めます。立ち上がれない歩けない者は死ぬしかありません。其れが厳粛な、自然の摂理という言うもののようです。

 極めて厳格な法則です。

 立って歩くと言う事は生命維持の基本原理ではないでしょうか。

 立つ歩くそれが出来るか出来ないか、そこに生死の分かれ道があるのが動物の宿命です。

 しかし人間は歩けなくても、助け合って生きていくという叡智を持っていますそこが、万物の霊長と言える所以かもしれません。

 歩けない人でも、人類の文明に多大の貢献をする人が大勢居ますし、歩けて走れても悪いことをする人も沢山います。

 歩くこと動くことが人間の唯一の能力ではありませんが、歩くことはとても楽しいこと、良いことだと言う事を、ご理解いただくためにお話しいたします。

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