ツバメの巣って何だろう?

ツバメの巣って何だろう?

古来から愛用された燕窩

 古来中国では、ツバメの巣を含む料理は「燕菜席」と呼ばれ、「満漢全食」に次いで格式の高い宴席となっています。このツバメの巣は、美味だけではなく、美容健康・不老長寿の健康食品として大切に扱われてきました。これは、王侯貴族にのみ許される高級食品でした。

 古くは中国唯一の女帝と言われる即天武皇が燕の巣(燕窩)を愛用したそうです。その後は、楊貴妃も愛用したと言われています。近世では、清朝末期に強大な権力を持った西太后は毎日欠かさず食膳に供することを命じていたそうです。その効果でしょうか西太后が70歳を過ぎても、50代の肌の色つやを保っていたそうです。燕の巣の管理は厳重で密猟者は厳しく罰せられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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