ツバメの巣って何だろう?

宗教って何だろう?

多神教

 一神教に対して多神教は、きわめておおらかで人間中心の様に見えます。

 何しろ神様が大勢おらますし、それぞれの神様が違った権能を持っておられ、それぞれの権能に応じた御利益を帰依者に分け与えることになっていますから、帰依者は、病気の時はそれぞれの病気を治してくれる神仏のところへ参詣すれば、恵みをいただけると言うことになります。

 東京文京区ににある大きなお寺の中に、コンヤク閻魔という小さなお堂があります。そこの閻魔様は目を患った人を助けてくれると言うことで江戸時代から有名で参詣者が後を絶ちませんす。参詣者の皆様はコンニャクをお供えして閻魔様にお願いをするそうです。閻魔様というと恐ろしい審判者のように感じますが実は慈悲深いお方と言うのがこの焔魔堂の由来です。

 昔、目を患ったお婆さんが、焔魔堂にお願懸けてお参りをしたところ、満願の日に夢を見ました。恐ろしい顔をした閻魔様が現れ「お前にわしの目を一つやろう」と言って閻魔様は自分の目に指を差し込んで取りだし、お婆さんの目にはめ込んだと言うのです。これは夢のお話ですよ。

 お婆さんは驚いて目を覚ましたところ、目が良くなって見えるようになっていました。

 お婆さんは、大急ぎで閻魔堂へお礼参りに行ってみると、閻魔様の片方の目がなくなっていたというのです。

 それ以来、お婆さんはじ感謝を込めて自分の大好物のコンニャクを絶って、閻魔様お供えした。

 それでコンニヤク閻魔という名前で有名になり、今も参詣者が絶えません。

 このように、多神教はおおらかなもので、自分が願う事を叶えてくれる神様のところへお参りすれば良いのです。

 東京の有名な白髭神社では、お祭りの時にツバメの飾り物が出ます。子供達がツバメを取りあい、取った子供には賞品が与えられます。

 ツバメは、三羽とかげられていましたが参加者が多いので、宮司さんの計らいでツバメを大量に増やしたそうです。

 御利益があるかどうかは解りませんが?

 

 

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