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ムハマッドてどんな人なの

 ムハマドは西暦590年ころにメッカの暗い氏族という有力氏族に生まれたと言われています。日本で言えば、聖徳太子が誕生する4年くらい前と言うことになります。この二人は同時代人と言うことが出来るのではないでしょうか。

 聖徳太子は日本の皇室の皇子として生まれ、幼少から聡明な人と、尊崇を受け推古朝では皇太子として、国政を司る要職を歴任しました。

 しかし、ムハマッドは生まれる前に父を失い、六歳の時には母とも死別して天涯孤独の身となりました。アラブ世界ではそのような孤児を家父長が養育するという習慣がありましたので、ムハマッドは祖父に引き取られて養育されました。

 祖父の死後は、家父長となった叔父に育てられ、叔父が生業としていた商人としての道を学びました。

 アラビア半島の商売はイエーメン方面の港へアラビアの物産を運び、帰りには東洋やヨーロッパからもたらされる産物を運搬して、利益を上げるというものでした。長い砂漠の隊商を獲物として狙う部族も大勢います。それを排除して行き来しながら商品の交流で利益を上げるのが当時の隊商の役目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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