イスラームって何だろう?
アッラーがムハマッドに啓示を与えたときは一方的なもので、ムハッマドの反論も質問の機会もありません。ただかしこまって承り、民衆に対して述べ伝えるのです。
相手が聞いても聞かなくても、伝えなければならないムハマッドの心境はどんなだったでしょうか。
彼が、初めて天使に強要され「読め」と言われた言葉は、コーランのどの部分かと言うことには行くとかの説があるようです。その中で有名なのは、「読め・・・」というものです。
彼は、恐れをただ来家に帰って、15才年上の妻に打ち明けると、彼女は少しも慌てず、従兄弟の老人ワラカをよんで、一部始終を語りました。
クリスチャンでユダヤ教やキリスト教の聖典新・旧約聖書に詳しい彼は、「それは紛れもなく神の啓示だ。あなたは今後、生死を懸けるような困難に何度も遭うだろうが、それを克服しなければならない。旧約聖書の中で語られている、モーセも同じ道を歩んだ。私もあなたとともに歩みたいが、年を取りすぎた。」と言った彼は涙を流しました。
彼の妻、ハデージャは即座にイスラームの第一番目の信徒となりました。
その後、暫くムハマドは沈黙していましたが。ある日天啓が下りました。「布をまとっているそこの男伝えよ」という厳しい命令です。
当時、みんなが信じていた偶像崇拝の放棄、最後の審判の日に備えよと言う厳しいものです。
コーランの初期の啓示は、このように厳しいものです。
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