ツバメの巣って何だろう?

イスラームって何だろう?

隊商期

 ムハマッドは、叔父に従い何度も隊商に参加していますので、その間、商品を巡る熾烈 な戦いを何度もしたことでしょう。トルコイスタンブールのヨップカプ宮殿の博物館にはムハッマドが使ったと言われる長大な剣が展示されています。これを片手で振り回しながら、左手に盾を持って戦った人は大変な力持ちだったと想像されます。

 ムハッマドは、ある時、メッカの男たちの垂涎の的、大富豪の寡婦ハジャージ女史から彼女がスポンサーとなる隊商の管理を頼まれました。

 ムハマッドはこの仕事を大過なくやり遂げ、莫大な利益をスポンサーのハジャージ女史にもたらしました。

 ムハマッドの誠実・公正な性格にすっかり魅了された、ハジャージ女史は、メッカの彼女に言い寄る男たちを全て退け、ムハマッドを自分の夫にしたいと人を介して依頼しました。

 ハデージャ女史は40歳ムハマッドハ25歳です。二人の家庭は順調で、ムハッマドは富と名声を得て、子だからにも恵まれ、何不自由もない生活でした。

 ムハマッドが40歳位になったころ、各氏族の偶像を祀った彼はメッカのカーバ神殿には行かず、郊外の山の洞窟で瞑想するようになりました。何日も洞窟にこもる時もありました。

 そんなある日、天使ジグリーズ(キリスト教で言えばガブリエル)が現れ「読め」と命じたのがイスラームの原点です。

 ムハマッドは恐れおのきましたが妻ハデージャの励ましとサポートによって、イスラームは出発しました。

 

 

 

 

 

 

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