ツバメの巣って何だろう?

宗教って何だろう?

日本の初詣と西欧のクリスマス礼拝の類似点

 毎年、初詣で(元日から数日間)は神社もお寺も大変な参詣者で賑わいます。またその時が神社仏閣の年間最大のかき入れ時なのです。

 初詣の様子は、西欧の教会のクリスマスイヴと類似した雰囲気があります。いつも閑散としている、教会の礼拝堂へ大勢の市民が詰めかけ、聖職者が、大勢の従者を従え香を焚きながら、厳かに礼拝堂内を練り歩くのを、改宗は聖言を唱えながら見送るのです。

 洋の東西を問わず私たちはどこかでけじめを付けるための、宗教的(精神的)刺激を必要としているのではないでしょうか。

日本の正月には、全国の有名な神社やお寺には除夜の鐘が鳴る前から大勢の人々が詰めかけ大変な混雑です。皆、晴れ着で着飾って老若男女が集まってきます。有名な神社仏閣には、何十万と言う人が参詣します。

 日頃、閑散としている小さな街の片隅の神社でも正月になると、参道に大勢の人々が並び社殿に参拝するために、真冬の夜、何時間も待っているのです。それでも、皆んな楽しそうで、寒いからと言って、待つことを嫌って帰る人はいないようです。街のあちこちから湧き出るように人が神社に集まってくるのです。

 そういうときには警察は当然ですが、地域の青年団・ボイススカウトの少年少女が誇らしげに、交通整理や参詣者のお世話に当たります。寒い正月の夜でもその時はみんな喜々としてキビキビ動きとても楽しそうです。

 洋の東西を問わず、時に神様が必要なのが人間の本性ではないでしょうか。

 ソ連が崩壊したとき民衆が一番はじめに作ったのは、教会だったと言われています。

 

 

 

 

 

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