ラーメンって何だろう?
あっちこっちで食べたラーメン
明治以降のラーメンは、横浜や神戸の様な港町の中華街で発展し、同じく港町の函館でも好まれていたようです。
豊富な海産物と味噌味ベースのラーメンは札幌ラーメンと言う看板で日本中何処に出もあります。
大学生のころ、日本各地を旅行しました。秋の深まったころ、北海道へ行ったとき、札幌在住の父の学生時代からの友人の家に数日間泊めて貰いました。その人は、「北海道へ来たらラーメンを食べると良いよ。」と教えてくれました。
それから、札幌を出て北へ向かい、稚内から利尻島を経由して礼文島へ渡りました。
晩秋の寒い港にはラーメンの屋台が出ていました。船旅で冷え切って、何か暖かい物を食べたいと思っていたので、早速ラーメンを一杯注文沁ました。素早く出てきたラーメンにはバターの固まりが2個のっています。やや厚めの焼き豚も2枚のせてありその他にネギが大量に乗っています。いつもラーメンで見慣れているホウレンソウやシナチクはありません。バターののったラーメンを見たのは初めてでした。寒い、潮風にさらされながら熱いスープの中にバターが溶け込んだラーメンは格別でした。寒さをひととき忘れるような気分でした。
礼文島の細長い島を歩き回り翌日稚内へ帰る前にもう一度港の屋台でバター入りのラーメンをたべました。
北海道を旅行する間、朝昼は旅館の食事を食べ昼はラーメンばかり食べてすごしました。
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