ツバメの巣って何だろう?

ツバメの巣って何だろう?

ツバメの巣の不思議をご存じですか?

 燕の巣(燕窩)は、広辞苑によると、アナツバメが海草を唾液で固めて作った巣と説明されています。中国料理では非常に珍重する食品です。燕の巣を用いる料理は、燕窩菜と呼ばれ最高級の料理とされています。アナツバメは通常は飛び回り飛んでいる昆虫などを補食し、眠る時も飛びながら眠るそうです。断崖絶壁に、巣を作るのは産卵期に限られており、幼鳥が巣立つと巣は放棄される相です。これを集めて高級食材とするのが、燕窩です。

 広辞苑と違う説明では、海草を集めて作ると言うことは無く、空中に浮遊している羽毛などをとらえこれを唾液で固めて巣を作るという説明もあります。現在では、アナツバメが巣を作りやすい場所を用意して巣を作った後産卵すると卵ごと巣を採取し、卵は人工孵化させ、巣は高級食品として用いるようです。

 食文化の世界王者、中国料理には、様々なメニューがあります。中国人が食べないものは何もないのではないでしょうか。猿の脳みそを生きたまま食べるというのが今でもあるようです。昔の有名な料理人は、自分の子供を料理して王の食膳に供したとか、妻を殺して膾にして王に献じたという話もあります。そんな中で、燕の巣(燕窩)はとても穏やかで、上品なご馳走なのではないでしょうか。

『燕の巣(燕窩)が持つ超能力』
燕窩は、珍味・美容食・健康食として定評があります。その他にも近年は燕窩の持つ驚異的なパワーが話題になっています。その秘密は何でしょうか?

 私たちが生きているのは、60兆個もある細胞が、全て互いに連携して生命活動を支え合っているからです。顕著な例では、脳梗塞と言う疾患があります。脳の一部の機能が停止すると、その部分の指令によって活動している体の部分が機能停止してしまいます。そうなると、手があっても手が動かず足が合っても一歩も歩けないという状態になってしまうのです。ある人は言いたいことも言えなくなる等と障害はとどまるところがありません。電線が切れた電気製品やオンラインのネットワークに故障の起きた、電子機器のように、何の役にも立たない無用の長物となってしまいます。

 同様に、細胞と細胞も目にも見えないほど細い糸でつながれていて、そのつながりが正常で緊密なときは、細胞間の相乗効果で健康が増進されるのです。その、細胞間をつなぐ糸が、最近、脚光を浴びている『糖鎖』と言われる物質です。全ての細胞には数え切れないくらい多くの糖鎖の糸が出ていてほかの細胞と、連絡を取っています。この連絡が上手くいかなくなると様々な疾患が現れるのです。燕の巣『燕窩』には、人体内の糖鎖のコネクションを支援する不思議な力があるのです。

糖鎖これが今世紀の健康のキーワードです

 

 

 

 

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