元気な黒い犬

 朝公園を散歩していると、小型犬と中型犬の間くらいの黒い犬よく会います。

 小太りの飼い主のオジサンハ、自分も体操をしながら、ボールを放り投げます。黒い犬は素早い動きでボールをおい、ほとんどの場合、地面に落ちる以前にボールを捕えます。ボールをくわえると、飼い主の所に走り戻って、ボールを返します。飼い主は、そのボールを又遠くへ投げます。飛んでいるボールを捕えるか、ワンバウンドくらいでいち早くボールを捕え飼い主の所へ走り戻ります。小型日本家と紀州犬の中間ぐらいの大きさです。耳がまっすぐに立って、尾をたてた姿はなかなかの雄姿です。飼い主のオジサンに「日本犬ですか」と聞いてみました。するとオジサンの答えは「これはニュージランド原産の牧羊犬です。日本にあまりいませんよ.」と言って誇らしげに、黒犬を見つめていました。その間黒犬は目をらんらんと輝かしながら、次の投球を待っていました。

 運動が終わると水飲み場で体に水をかけて貰い、たらふく水を飲むとご主人様をひっぱって帰って行きます。

 黒犬のお陰で小太りのご主人は良い運動をさせて貰っているのかもしれません。