ツバメの巣って何だろう?

宗教って何だろう?

一神教の特質

 一神教の世界は大変です、イスラエルとアラブ世界は延々と闘争を繰り返しています。

 彼らは、唯一神を信じ、その命令に絶対的に従うことうを人生の珠玉としています。

 一なる神が定められた法に絶対的に従う事は、ユダヤ教なら律法(旧約聖書・タルムード)に即した生活をすること。

 キリスト教なら福音−イエス・キリストの教え新約聖書(多少旧約聖書にも触れるようですが)を基準として善悪を判断し生きることを正当としているようです。

 しかし、彼らの異教徒(非キリスト教)に対する扱いは、苛烈で十字軍戦争以来正義の名の下に幾多の戦場で、敵味方、多くの死傷者をイスラームならコーラーンの示すところに従って自らを律して生きることが正義でありそれに背くことは、不正・悪であり来るべき審判の時に厳しく裁かれると言うのです。

 ローマ帝国がキリスト教を公認した313年です。

 それから様々な紆余曲折がありとうとう、ローマの国教として多宗教を排斥するのが、392年テオドシウス帝の時代です。

 彼はキリスト教をローマの国教としたことを、クリスチャンからたたえられ、それまで禁止・迫害の嵐の中にあったキリスト教を公認した、コンスタンチヌス大帝と同じように、テオドシウス大帝と呼ばれています。

 それ以来、クリスチャン天下の下で古来の神像(素晴らしい芸術作品)は、破壊・廃棄されしまいました。

 これが、一神教の持つ特徴です。

 

 

 

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