今も昔も忠犬ハチ公
今は、以前とは違う場所に座っています。ハチ公の前は、デートをする人々の格好の待ち合わせ場所となっていて夕方などは大変な人です。
忠犬ハチ公は大きくて,温和しく、うすのろな犬だったそうです。飼い主の教授を渋谷駅まで送り迎えするのがハチ公の日課でした。
飼い主の教授が亡くなった後も夕暮れになると渋谷駅まで教授を出迎えに行着続けました。雨の日も風の日も欠かしません。
それで、教授に会えないと、渋谷界隈を彷徨していると、ハチ公のションボリした姿をかわいそうに思う焼鳥屋のオジサンが焼き鳥を貰ったりしてそれを食べていたそうです。
焼き鳥を貰うことがハチ公が毎日渋谷へ行く動機であったということを書いている人も居ます。
その間に、うす汚れた野良犬のようなハチ公は何度も野犬狩りに捕えられ、殺されるところを、教授亡き後面倒を見ていた、教授の知人の奔走によって何度も助かったそうです。
どれほどの名犬・忠犬だったかはわかりませんが、ハチ公の銅像は今も輝いています。