また三津子がやってきた

   お嬢さんの名前は、三津子さんと言って猿の三津子と同名です。太郎は何も言えずに座っていましたが、一同はとても気があったようでアッという間に結婚が決まってしまいました。  貴一郎が逝ってからみんな暗い気持ちでいましたが、太郎の奥さんが来るというのでみんなが浮き浮きした気持ちになりました。

 結婚式が済んでから太郎の奥さんの三津子と猿の三津子・犬の大二郎・猫の三四郎は毎日楽しく過ごしています。

 こんな風にして、太郎の新しい生活が始まりました。新妻となった三津子もみんなと仲良しで、「毎日が楽しくて、楽しくてどうして良いか解らない。」と実家の両親に、連絡をしています。