亀が元気になった朝

  亀太郎は、亀が生きていたので安心して、仕事に出かけました。

 その日の、仕事は、全て順調に進み、課題になっていた大きな取引もうまく契約が終わり亀太郎は久しぶりに係長からお褒めの言葉を貰いました。

 係長が、「お祝いだ、一杯付き合え」というのを「実は、どうしても外せないお客さんとの大事な、約束がありますので、申し訳ありませんが失礼します。」と言って、係長の誘いを断って、帰りには、ペットショップへ寄って水槽と保温器・水の循環器などを買いました。

 亀太郎が帰ってくると、亀はたらいの中を這い回っています。

 買ってきた水槽に入れ餌を与えると、亀はゆっくりとしかし確実に餌を食べて、亀太郎を見上げました。もう少し欲しいのかと思って、少し餌を与えると又ゆっくりした動きで餌を食べ水の中へ沈み込みました。

↑ ページトップへ